■■■ 直江&高耶のネット初心者講座 ■■■

 直江:
高耶さんもそろそろネットに慣れてきたようですね。
高耶: ああ、はじめてから1週間経つからな…。ところで直江、ネットマナーってよく聞きくけど何だ?
直江: ネットマナーというのは、一般にネット上での『お約束』みたいなものですね。
インターネットやメールを利用するにあたって常識とされているルールやマナーのことです。
簡単に言うとネットでの人間関係を円滑にするための決まりごとです。
高耶: ネットでの人間関係?
直江:
ええ、インターネットはパソコンを通していろいろな人とつながっているんです。
ですからマナーを守らないと相手に不快感を与えたりしてしまいます。
あなたも覚えがあるでしょう?30巻199ページではネットで不快な思いをしてませんでしたか?
高耶: ああ…あれにはまいったな(苦笑)
直江:

あそこまでひどいのは稀なことですが、とにかくネットをしていく時にそうしたことが無いように気をつけていかなければならないための約束事です。
特に個人サイト(HP)における約束事だと考えて下さい。
これを破ると場合によっては法的規制や制裁を受けることもあるから注意したいですね。
高耶: ふーん、気をつけなくちゃならないな。
直江: ええ。ネット上では『初心者だから』という言い訳で許してもらえることはありません。
初心者の人は、まずはネット上での約束事を勉強して、それから初めてネットサーフィンすることをおすすめします。
これから私が必要だと思われるマナーのことを一通り簡単に説明します。でもこれはあくまでも簡単にです。
高耶: もっと詳しく知りたいときはどうしたらいいんだ?
直江: このHPの「ネットマナー」でもう少し詳しく説明していますので、そちらを参考にしてみてください。
他にはネットマナーを解説しているページなどを見るのもいいですね。検索エンジンで「ネチケット」や「ネットマナー」などをキーワードにすれば、山ほど引っ掛かかりますから。
初心者向けのマナーを解説したサイトを探して学ぶといいでしょう。
高耶: わかった。

〜はじめてホームページを訪ねたときは〜
 高耶:
じゃあ、まず他のホームページを訪ねたときはどうしたらいいんだ?
直江: はじめてそこのホームページを訪ねたときは、まずトップページやメニューページに「はじめに」や「このサイトについて」や「Read Me First」など注意事項の書かれたページへのリンクや注意事項そのものがありまので、必ず読みましょう。
ここにはそのホームページの管理人さんがそこを訪れる人に「これだけはして欲しくない」という事などが書いてありますから。
高耶: でも注意事項がないとこもあるよな。
直江: もちろん注意事項がないからといって何をしてもいいわけじゃありません。
細かい約束事になると暗黙の了解であることが多いみたいですね。
その暗黙の了解というのがこれから説明していくネットマナーなんです。ですから注意事項がなくてもネットマナーを守って下さいね。
高耶: ネットマナーと訪ねたページの注意事項が矛盾している時はどちらを優先すりゃ良いんだ?
直江: それはもちろん、訪ねたページに書かれた方です。
ホームページではそこを作った管理人さんが掲げるルールが絶対です。
管理人さんはいわば一つの家の家主のようなものでホームページはその持ち主の家です。
他人の家で遊ばせてもらう訳ですから、家主の言うことを聞くのは当たり前ですね。
他の人が「やってもいい」と言っていることでも、そこの管理人さんが「ダメだ」と言ったら絶対ダメです。
また自分はお客なのだという自覚を持って礼儀正しくして下さい。

〜掲示板(BBS)〜
 高耶:
掲示板やBBSではどうしたらいいんだ?
直江: まず、その掲示板についての注意事項などがあるときは、それを読んで下さい。
その掲示板で書き込んでいい内容や書き込んではいけないことなどがありますから。
それから「御自由に」や「お気軽に」と書かれているからといって、本当に何を書いても良いわけではありません。
場の雰囲気を壊すような書き込みは禁止です。
高耶: 空気を読めってことか。
直江: ええ、その通りです。
それから言うまでもないことですが、サイトの主旨に反することを書き込むのは厳禁です。
たとえばミラージュのホームページなのに他のジャンルの話を書き込むなどはマナー違反になります。

〜はじめての書き込み〜
 高耶: はじめて書き込むときにはどんなことに気をつければいいんだ?
直江: はじめての書き込みというのは印象がとても大事です。
初書き込みを見た人たちにとってはそこから受けるイメージが全てな訳ですから、そこで大失敗すると「とんでもない輩」というレッテルを貼られてしまい、それ以降は相手にしてもらえないということになりかねません。
高耶: 印象を良くするのはどうしたらいい?
直江: まず、挨拶は基本中の基本ですね。初めて出逢った人に、いきなりタメ口や呼び捨てにされたらイヤでしょう?
中にはイヤじゃないよという言う人もいるかもしれませんが、皆が自分と同じとは限りません。
ですから、まず掲示板では「はじめまして」などの挨拶して下さい。
高耶: わかった。挨拶だな。
直江: それから言葉使いですが、さきほども言いましたようにいきなりタメ口、呼び捨ては相手に失礼です。
こういった口調になるのは、掲示板で何回か会話してその人の了解を得てからにしましょう。
他の人達がこういった口調をしているのは何度も会話をしてお互いが仲良くなっているからです。
管理人がどれだけ優しい書き方や物腰をしてても、見ず知らずの人に馴れ馴れしくされるのは良い気はしないと思いますよ。

〜個人情報は書かない〜
 高耶: 挨拶のほかには?
直江: はじめてのときには自己紹介を書いたほうがいいですね。
どんな人なのかがわかったほうが周りの人も付き合いやすくなるでしょう。
といっても、本名や住んでいる所、電話番号などは書いてはいけません。
高耶: なんで?
直江: インターネットでは誰でもその情報が見れてしまうからです。
ミラージュのホームページだからといってそこを見ているのが良心的なファンばかりだということはないんです。
中には悪意をもって見ている人がいるかもしれません。そういった人に悪用されるかもしれないからです。
高耶: 住所ばれて、ストーカーなんかされたら怖えーな(汗)
直江: ええ、ですからなるべく自分のプライバシーに関する情報は書かないほうが無難です。

〜用件だけ・日記は書かない〜
 高耶: 掲示板に書き込む内容はどんな事に気をつけるべきなんだ?
直江: そうですね、用件のみの書き込みは避けるべきです。
良くあるのが「XXXX番踏みました」だけや「はじめまして。素敵なサイトですね。またきます。」だけ書かれているものですね。
高耶: ああ、よく見かけるな。
直江: それだけでは管理人が返事を書くのに困ってしまいます。
掲示板は交流などコミュニケーションのためにあるものですから、言葉のキャッチボールをしやすい書き込みを心がけて下さい。
自分でもボールが投げっぱなしで返ってこないのはさみしいでしょう?
高耶: 確かにな。
直江: それから自分に起きた出来事などを日記のように書くのもだめです。
「今日は学校で試験があって疲れました。明日は数学があって嫌だな」と書かれても管理人は困ってしまいます。他人の日常に興味を持つ人はほとんどいないでしょうから…。
学生の人に多いのですが、ネットをしている人がすべて自分と同じ年代の人だと思うのはやめたほうがいいですね。
ネットをしている人は学生ばかりではありませんし、社会人や主婦をしている人もいます。
こうした人にすれば学校で起きたことなどを書かれても返事に困るだけです。
高耶: なんだか難しいな。じゃあ、どういった事を書けばいいんだ?
直江: ミラージュのホームページでしたらやっぱりミラージュの話題などがいいでしょう。
自分が好きなキャラについてとか無難なところでしょうね。

〜こんな書き込みは避ける〜
 高耶:
他に書き込んではいけない内容は?
直江: 宣伝の書き込みなどはダメですね。
高耶: よくある「ホームページ作りました。見に来て下さい」か?
直江: そうです。「宣伝OK」と書かれてない限り、そういうことは書いてはいけません。
他人の家に上がり込んでビラをまいて逃げていくようなものですから。
高耶: そいつは失礼で迷惑な行為だな。
直江: ええ。ですからやらないようにして下さい。
高耶: 他には?
直江: そうですね…これはサイトの管理人によって様々だと思いますが、売買や交換についての書き込みは普通の掲示板ではやめた方が良いと思います。
皆が楽しく会話してる時、急に「売ります」「交換して下さい」と書かれてもどう反応したらいいのか困りませんか?
売買したい時は専用の掲示板に書き込むか、そこの管理人に許可を得てから書くようにした方がいいと思います。
それからビデオやCDのダビングを頼む書き込みは厳禁です。
高耶: ミラージュアニメのビデオを頼むとか?
直江: ええ、これは著作権の問題で、ビデオやCDは個人で楽しむ以外はダビングなどが禁止されているんです。
ですからこういったことを他人に頼むということは法律違反になってしまうんです
高耶: 法律違反は問題だな。
直江: 他にも本のコピーなど著作権についてはいろいろありますのでくれぐれも気をつけて下さい。

〜メールを送るときの注意〜
 高耶:
メールを出すときも何か注意することはあるのか?
直江: そうですね、友達同士でメールを使っている人は多いと思いますが、はじめての相手に出す場合は注意が必要です。
高耶: どんな事に気をつければいい?
直江: まず、メールの設定です。高耶さんが使っているのはOutlook Expressですか?
高耶: ああ。最初からパソコンについてたからな。そのまま使ってる。
直江: それだとデフォルトの設定が「リッチテキスト」というHTML形式になっていますから、そのままメールを送信したら嫌がられますよ。
高耶: そうなんか?
直江: HTMLメールというのはすべてのパソコンのメールソフトで見られるわけではないんです。
嫌がられる程度で済めば良いですけど、下手すると「読まずに削除」されるかもしれません。
高耶: ええ?!捨てられちまうのか?
直江: ウィルスって聞いたことあるでしょう?
あれはメールを介して感染するのですが、それが送られてくるのがHTMLメールである場合が多いんです。
ですからウィルスに対して警戒している人に中にはHTMLメールは速攻削除っていう人もいますよ。
高耶: どうやったらHTMLメールじゃなくなるんだ?
直江: ソフトによって設定が違いますがここのページなどを参考にして設定を直してみて下さい。

〜用件のみのメールにしない〜
 高耶:
よし。メールの設定も直したことだし…さっそくメールを書くぞ。
直江:
メールを書く際の注意で重要なのは用件だけしか書かないというのはやめるということですね。
高耶: 用件のみ?
直江: 管理人宛に送るメールで多いのが裏ページへのパスワードなどの請求だと思うのですが、「パスワード教えて下さい」の一言だけ書いて送るというのはダメです。
高耶: そいつは失礼だな。
直江: ええ。最低でも挨拶は必要ですね。
それに「パスワード」が欲しいときはその理由なども。
高耶: 理由も書くのか?
直江:
そのページをパスワード制にしているのには管理人さんの事情があるからです。
例えば年令制限や趣味などですね。
管理人さんが自分の趣味を偏愛的に注いでるからそれに賛同出来る人だけ見て欲しいって場合もあるし、いろんな人に見て欲しいけどマナーの悪い人には見せたくないってこともある。
高耶: マナーが悪いとパスワードを教えてもらえないってことになるかもな。
直江: ですから挨拶や出来ればそこのホームページの感想なども書いたほうが印象が良いです。
申請ルールなどがある場合はそれに従って書きましょう。
高耶: パスワード請求以外のメールでは?
直江: 例えば「イラスト書いて下さい」など「○○して下さい」という要求のみのメールや「○○について教えて下さい」などはダメです。
ホームページの管理人はあなた個人だけを相手にしているわけではないですから、個人的な要求を言われても困るんです。
それに○○について教えてと言われても、その人にしかどうしてもわからないことならともかく、大抵の場合は少し調べればわかることが多いですからね。
特に多いのがメル友になって下さいという要求ですが、メル友募集をしている人ならともかく、普通は見ず知らずの人からいきなり友達になってと言われても困ってしまいます。それに管理人というのはいろいろと忙しいですからね。

〜添付ファイルは避ける〜
 直江: それからメールを送るときに気を付けたいのが添付ファイルというものです。
ウィルスメールには、添付ファイルが付いていることが多いんです。ですからやはり見ず知らずの人から添付ファイルを送られてきた場合、削除してしまう人は多いですね。
普段から添付ファイルでやり取りしてる相手なら良いですが、そうでないなら極力避けた方が良いでしょう。
どうしても添付する場合は、前もって送信予告をしておくべきでしょう。
高耶: 予告?
直江: ええ。「こういうファイルを添付したいんですけどいいですか?」などですね。
ウイルスの問題だけじゃなく、大きいファイルの場合は受信時間の都合もありますから心の準備が必要なんです。
下手するとメーラーがフリーズしたのかと勘違いしますし、出かける前にメールチェックしようとしたら時間が掛かって困ったなんてことにもなりかねない。
ついでに言えば、受信する方はその間の通信費が掛かってる場合がありますから。
誰も彼もが通信費固定だと思ったら大間違いですよ。

〜相手を思いやる〜
 高耶:
なあ、直江。相手からの返事が来ないんだ…
直江: 返事は最低でも1週間は待ったほうがいいですよ。
こちらが送ってすぐに相手がメールを受信しているとは限りませんし、返事を書くのが遅くなっているのかもしれません。
特に大手サイトの管理人さんには毎日たくさんのメールが届きますから、返事を書くのも大変なんです。
相手にも事情があることを考えて、2〜3日で返事が来ないからといってすぐに返事を催促するようなメールを送るのは良くありません。
高耶: 相手を思いやることが大切だって事だな。
直江: ええ、その通りです。高耶さん。

 直江:
大急ぎでざっと説明してみましたが、これがネットマナーのすべてではありません。必要最低限のマナーです。
それにここに書いてあることが絶対ではありませんので、他にもネットマナーのページなどで極力勉強するように心がけて下さい。
高耶: みんな、マナーを守って楽しいネットをしような!



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